おお‼麦

栽培中の大麦が逞しく育っている。

10年ほど前に麦を一度だけ播いたことがある。よそ様は立派に育っているのにこちらときたら地表から数センチのところで成長が止まっている様子。何のことは無い、鹿が一生懸命私の麦を食べているのだ。

現在は獣害防護柵がほぼ武石全域に設置されているので食害はだいぶ減った。防護柵がなかった頃、夜の田畑は獣の無法地帯と化し、猪鹿蝶(鳥)三役そろい踏み、踏み荒らし食べつくし掘りつくし、ここは鹿の惑星か…お手上げ状態だった。しかし、今はとりあえずの停戦状態。柵の向こうから彼らはいったい私たちをどう見ているのだろう…