新まいみその販売にあたって、、

 私は毎日食べることのなかった味噌を「まいみその」との出逢いをきっかけに、日々の暮らしに取り入れるようになりました。喉越しの良い、体に馴染む味噌。

 

 まいみそのデザインを担当している小林です。いつもは裏方に専念していますが、みそ知らずして、みそに関わっている者として、少しお話をさせて頂きます。

 

 都心から信州に移住して6年目の秋。信州の美味しい空気と野菜だけでも感動した日々から、今はもっともっと多くのことを知ることが出来ました。自然栽培の米と野菜の美味しさ。味噌の作り方から、味の違い。標高の高い地域だからこその寒暖差の激しい1日。紫外線の強さ。日照率の高さ。ジメジメを感じない梅雨。カラッとした夏。(今年は暑すぎましたが)光化学スモッグとは無縁の空。そして凍てつく寒さ。

 

 地元は神奈川の海のある町。海の幸に溢れていて、実家に帰れば通っていた海辺のカフェ。子どもの頃から遊んでいた横浜。大好きな銀座。こてこての関東育ちです。都内でアパート暮らしを始めた学生時代。徹夜で課題製作をしてフラフラになっていた日々。もちろん、遊びも沢山。あの頃は何を食べていたのだろう。独身OL時代、残業続きの日々は友人と美味しいものを食べて、ストレス発散をしていた。新しいフレンチのお店。誰それさんプロデュースの高級レストラン。日本に数軒しかない何処かの国の料理店。仕事帰りに寄るデパ地下。どれも美味しく楽しく頂いていた。もちろん料理を作ることも好きでしたが、、、今も、都会にも湘南にも気になるお店が沢山あります。懐かしい。

 

 ただ、それ以上に惹かれる信州の魅力。変わり者と言われることもありますが、私が今まで出逢わなかった環境が、ここにあります。私にとっての人間らしさ。10代後半から、あっちこっち悪い所だらけで、長いこと薬漬けだった私が、今ではときどき起こる頭痛の鎮痛剤くらいあれば、他はもうほとんど要らなくなった生活がこの数年。人間らしく生きる。お腹が空いたらご飯を食べる。秋の山のキノコは最高だし、野菜は美味しいし、なんたって味噌が美味い。どんなに美味しいものを食べていても、体に良い食材を少しでもきちんと取り入れることが、大切なのだとやっと知ることができました。これも、まいみそのが出来るまでの過程を学ばせて頂いた結果であり、自然栽培という観点からも多くのことを学びました。食べることが全てではありませんが、生きる基本だと思っています。味噌食べて医者いらず。言い伝えではありますが、本当なのかもしれません。まいみその食べて風邪も引かず、1年間元気に過ごしています。10、20年前の私から見たら奇跡です。あの頃に、まいみそのに出逢っていたら、どんな人生になっていたのだろう。後悔もなければ、前に進むのみなので、これからも「まいみその」に感謝して皆さまにお届けしていきます。 

 

 とても個人的なコメントとなってしまいましたが、お米の成長をときどき撮影に行ったり、自然栽培の大変さを学んだり、味噌の仕込みに携わったり、宣伝用パンフレットを作ったり、ホームページを作ったり、販売側に居ながらにして「まいみその」が大好きなのです。本当にこんなことを言っていて良いのだろうか?と疑問を感じますが、元気になる「まいみその」この文言は私が実証します。騙されたと思って試してみてください。明日、明後日、半年後、一年後にきっと分かって頂けると思います。