四里四方に病なし

 まいみその醸造所裏山にて来年のための薪作りを行っています。

とても有り難いことに裏山に入れば醸造に必要な燃料、目の前では原料が調達できるので原料燃料共に自給に近い醸造が先達の英知を無視しない限り持続的に可能です。生活に必要な資源を身の回りで生産していくことはこの辺ではことさら珍しいことでも特別なことでもないので、国連の「家族農業の10年」は、世界が到達した見解としては素晴らしいのだけれども、もうすでに長い間やってきたよね、という感覚。

 この日は雲一つない気持ちのいい晴天でした。壇香梅の黄色がちらつく山奥からカワラヒワ、キジ、アオゲラなどの留鳥が山へおいでなさいとばかりに鳴いていました。